調査研究結果

職場におけるメンタルヘルス対策支援体制とその連携に関する調査研究~高知産業保健推進連絡事務所

はじめに

近年、職場の心の健康(メンタルヘルス)対策の重要性が高まり、多くの実態把握と対策のあり方に関する検討がすすんでいる。しかし、高知県では、小規模事業場が多く企業内メンタルヘルス対策が困難と推測されるなかで、その実態が把握されていない。また、対策推進のモデル事業への応募がきわめて少ないなど、全般的に対策の進展がうかがえない状況にある。
そこで、高知県における職場の実態に即した支援体制を検討するため、今回は基礎資料となる職場の現状を把握する目的で、本調査を行った。
調査内容は、1.事業場を対象とする、職場におけるメンタルヘルス不良とその対応に関するアンケート調査(事業場調査)、2.事業場のメンタルヘルス対策事例及び関連機関の支援等に関する面接調査、3.嘱託産業医のメンタルヘルス対策への関与に関するアンケート調査(産業医調査)である。
本報告書には、上記の事業場調査及び産業医調査の報告を収録した。
ご協力いただいた各位に厚くお礼を申し上げます。
なお、事業場調査については、対象事業場に対する報告書を別個に作成した。また、本調査研究事業の一環として、高知障害者職業センターと事業場の管理・監督者向けのリーフレットを作成した。

職場におけるメンタルヘルス不調とその対策の現状(事業場調査)

職場におけるメンタルヘルス不調とその対策の現状(事業場調査)

職場のメンタルヘルス対策における産業医活動(産業医調査)

職場のメンタルヘルス対策における産業医活動(産業医調査)

【研究員】
大原 啓志 高知産業保健推進センター所長
伊藤  高 高知産業保健推進センター相談員
杉原 由紀 高知産業保健推進センター特別相談員
久保田聰美 高知産業保健推進センター特別相談員
山崎 正雄 高知県精神保健福祉センター所長

ご相談・ご要望を受け付けています。

ご利用時間:午前8時30分~午後5時15分(土・日曜日・祝祭日、年末年始除く)

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