メールマガジンバックナンバー

こうちさんぽメールマガジン第14号

2008.3.1

トピックス

第11次労働災害防止計画(案)について

厚生労働省

平成20年1月24日、第33回労働政策審議会安全衛生分科会が開催され、平成20年度を初年度とする「第11次労働災害防止計画(案)」について、資料提出及び説明、意見交換が行われた。
議事要旨 詳細を表示
資  料 詳細を表示

労働契約法が平成20年3月1日から施行されます

厚生労働省

平成19年12月5日、「労働契約法」が公布され、労働契約についての基本ルールが分かりやすい形で明らかにされました。これにより、紛争が防止され、労働者の保護を図りながら、個別の労働関係が安定することが期待されます。施行は平成20年3月1日からです。
お問い合わせは、高知労働局労働基準部監督課(TEL:088-885-6022)まで
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平成20年4月から健康診断項目が変更されます

厚生労働省

平成19年7月6日、労働安全衛生規則並びに関係告示(健診項目の省略)が改正され、雇入時の健康診断、定期健康診断、特定業務従事者の健康診断及び海外派遣労働者の健康診断の項目が見直されました。施行は平成20年4月1日からです。
お問い合わせは、高知労働局労働基準部安全衛生課(TEL:088-885-6023)又は最寄りの労働基準監督署まで
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健康診断結果に基づき事業者が講ずべき措置に関する指針の一部改正について

厚生労働省

平成20年1月31日、労働安全衛生規則の一部を改正する省令(平成19年厚生労働省令第96号)の施行に伴い、「健康診断結果に基づき事業者が講ずべき措置に関する指針」の一部を改正する指針が公示された。適用は平成20年4月1日からです。
お問い合わせは、高知労働局労働基準部安全衛生課(TEL:088-885-6023)又は最寄りの労働基準監督署まで
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パートタイム労働法が変わります!~平成20年4月1日施行~

厚生労働省

少子高齢化、労働力減少社会で、パートタイム労働者がその能力をより一層有効に発揮することができる雇用環境を整備するため、「パートタイム労働法」が改正されました。施行は平成20年4月1日からです。
お問い合わせは、高知労働局雇用均等室(TEL:088-885-6041)まで
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「妊娠・出産をサポートする女性にやさしい職場ナビ」(母性健康管理支援サイト)がオーブンします!

厚生労働省

平成20年2月22日、厚生労働省(雇用均等・児童家庭局職業家庭両立課)は、職場における母性健康管理を推進するため、企業や働く女性に対して母性健康管理に関する情報を提供する「妊娠・出産をサポートする女性にやさしい職場ナビ」の開設について報道発表した。
詳細を表示 厚生労働省ホームページ
詳細を表示 妊娠・出産をサポートする女性にやさしい職場ナビ

平成20年度産業保健セミナー・衛生管理基礎シリーズ開催のご案内について

当センターでは、衛生管理者、保健師、看護師、労務担当者、労働者等、産業保健関係者に対して実践的な能力向上のため、産業保健セミナーを年間25回程度開催しています。特に、平成20年度の産業保健セミナーでは「衛生管理基礎シリーズ」として、衛生管理の中核となる事項について、基本的な考え方とキーワードの解説を行うセミナーを下記のとおり開催することといたしましたので、ご案内申し上げます。
「衛生管理基礎シリーズ」では、新しく衛生管理業務に就かれた方などを対象に考えていますが、中堅・ベテランの方も、今一度基本を振り返る機会にいかがでしょうか。また、セミナーでは日頃の業務で感じておられる疑問や職場の課題に対する質問などを歓迎します。気軽にご参加ください。皆様のご参加をお待ちしております。(ホームページでは、現在のところ衛生管理者基礎シリーズは第2回までを掲載しております。)

第1回(平成20年5月9日(金)14:00~16:00(予定))
第2回(平成20年5月26日(月)14:00~16:00(予定))

  • テーマ:労働安全衛生法と衛生管理
  • 内 容:労働安全衛生法・関係法令について、事業場における安全衛生管理体制と衛生管理に関する基本的事項を解説します。
  • 講 師:樋口悠紀夫 相談員(元高知労働基準監督署長)

第3回(平成20年7月17日(木)14:00~16:00(予定))

  • テーマ:有害環境に対する作業環境管理
  • 内 容:有害環境因子に対する作業環境管理の基本的な考え方と法令の規定、それらの根拠について解説します。
  • 講 師:門田義彦 相談員(門田労働衛生コンサルタント事務所所長)

第4回(平成20年8月21日(木)14:00~16:00(予定))

  • テーマ:有害管理業務
  • 内 容:有害業務管理の実際について、有機溶剤、騒音などを例に作業環境管理と保護具などの作業管理を中心に基本的事項を解説します。
  • 講 師:中西淳一 相談員(東洋電化工業㈱環境部開発課課長)

第5回(平成20年9月5日(金)14:00~16:00(予定))

  • テーマ:作業管理と人間工学
  • 内 容:腰痛などの筋骨格系の作業関連疾患予防に対する作業管理の基本的な考え方について、人間工学の立場から解説します。
  • 講 師:大原啓志 所長(高知産業保健推進センター所長)

第6回(平成20年10月16日(木)14:00~16:00(予定))

  • テーマ:衛生管理の実際 ~統括管理~
  • 内 容:衛生委員会と職場巡視を中心に、安全衛生統括管理の基本的事項について解説します。
  • 講 師:杉原由紀 相談員(高知県総務部職員厚生課 職員健康推進監 産業医)

相談員の窓

職場の労働衛生問題について

基幹相談員 樋口 悠紀夫(元高知労働基準監督署長)

昨年の10月から放送されているNHKの朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」は、福井県小浜市出身のヒロインが、大阪に出て、落語の徒然亭一門に入門し、女性落語家を目指して奮斗するという物語で、高視聴率を上げているようです。
徒然と言えば、兼好法師の「徒然草」がすぐに浮かんで参ります。
「つれづれなるままに、日暮らし硯に向かいて・・・・・」の一節で始まるこの随筆は、清少納言の「枕草子」などと共に、日本三大随筆の一つに数えられています。
「つれづれ」の意味を国語辞典で引いてみますと「つくづくともの思いにしずむようす」とあります。
そこで、筆者も徒然草にあやかって、職場の労働衛生問題について、つれづれなるままに、書いてみたいと思います。

徒然記 その1

近年、仕事や職場生活に関する強い不安や悩み、ストレスを感じている労働者が増加しており、脳・心臓疾患や精神障害による労災認定者数も、年々、増加している状況にあります。
筆者も労働基準行政に在職中、これらの案件の処理に多数当たってきましたが、その中の一つに印象に残っている事案がありました。
それは、事務系の30才代半ばの男性社員が勤務先のビルの屋上から飛び降り自殺し、後には→妻と3才・1才の幼子が残され、遺族から労災補償の申請が行われた事案です。
担当者が職場の上司・同僚、取引先、家族等から、被申請労働者の仕事量や進捗状況、抱えていた問題点、労働時間、身心の状況等を詳細に聴取した聴取書やタイムカード、日報等の資料をまとめて決裁に上げてきます。
これらの文書や資料につぶさに眼を通している中で、一つの大事な仕事を任せられ、単独で長時間の労働に従事しながら、取引先との間で生じる数々の難問に一人で対処し、期日までに業務を完遂しなければと苦しみつつ懸名に仕事に取り組んでいる労働者の姿が目に浮かんできて、思わず涙がこぼれてしまいました。
飛び降りたビルの中にある事務所の机の中には「○○さん、ごめん」と妻の名を印したメモが残されていました。
この事案は、業務上と認定されましたが、尊い命は家族の元へ戻ってきません。
このような悲しい出来事を繰り返さないためには、労務管理をより適正に行うことや社員に対するサポート体制の確立、メンタル対策の充実等が大切だと、つくづく感じました。
高知産業保健推進センターでは、各分野の専門家がメンタルヘルス対策をはじめ、職場諸々の労働衛生問題等について相談に対応していますので、是非、活用していただきたいと願っています。

徒然記 その2

平成20年の新春早々から、雪崩に巻き込まれた、稜線から滑落した、道に迷ったなど、山での遭難事故が例年のように多発していることは誠に残念です。
原因はそれぞれあるようですが、これらの事故をなくすためには、計画(Plan)、実行(Do)、点検(Check)の一連の過程をしっかりと実行することが大切だと思われます。
計画の段階では、登山ルートや天候の確認、装備や食糧の準備を入念に行い、そして、実行の段階では計画に基づき、これに添って正確に実行すると共に、天候や現地の状況に併せて柔軟に対応しなければなりません。
最後に、登山終了後は、必ず計画やその実行面で問題がなかったか、改善すべき点はなかったか等について点検し、次回の計画にこれを反映していくことが大切となります。
このことは、企業の労働衛生管理についても当てはまることだと思います。
事業所全体やそれぞれの部署毎に年間や各月の計画を立て、各役職者や第一線で働く方々が、これを的確に実行し、事後に点検・評価して、次期の計画を作成していくというサイクルを確立することが非常に重要なことと考えられます。
筆者は健康の維持、管理を兼ねて登山を趣味としていますが、平成18年は数えてみますと、年間に70回の登山を行い、ニュージーランド・カナダ・ネパールの山々も歩いてきました。
幸いにも無事故で一年を終えることができました。
今後も、計画→実行→点検のサイクルを大切にして、安全な登山をできる限り続け、健康を維持していきたいと思っているところです。

徒然記 その3

先日、友人二人と私達夫婦の四人でイタリアの旅に出掛けてきました。
観光コースの中に水の都ベネチアが入っており、丁度、訪問中にあの有名なベネチアの仮面カーニバルが行われているということでした。
それなら、ただカーニバルを眺めるだけではつまらない、是非、参加しなくっちゃと、「おかめ」と「ひょっとこ」のお面を買い込んで出発しました。
そして、キャサリン・ヘップバーンの映画「旅情」で有名なサンマルコ広場にお面を付けて四人で繰り出しました。
広場には、豪華なドレス等に身を包んだ紳士・淑女や中世の貴族の衣装で着飾った男女などが様々な仮面を付けて闊歩していました。
その中で、私達の「おかめ」「ひょっとこ」姿は異質に見えたのか、たちまちカーニバルの参加者や世界各国から来た観光客の注目の的となりました。
このため、仮面の紳士、淑女達と腕を組んで歩いたり、観光客の求めに応じて写真のモデルになったりと大忙がしでした。
そのうちに、不思議なことに、素顔も見えず言葉も通じない外国の人達との間に連帯感やコミュニケーションのようなものが芽生え、心地よく楽しいひと時を過ごすことができました。
ところで、今、我が国の職場では成果主義の導入、非正規雇用労働者の増加、OA化の進展等により、働く人々の間の連帯感や信頼感が薄れてきています。
このことにより、様々の精神疾患や健康の悪化等が顕著になってきているようです。
したがって、今こそ、これらの原因を見直し、それぞれの職場において働く人達が生き生きと健康に働けるよう、労使が協力して努力していくことが必要ではないでしょうか。

ご相談・ご要望を受け付けています。

ご利用時間:午前8時30分~午後5時15分(土・日曜日・祝祭日、年末年始除く)

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